浦レポ by 浦和フットボール通信

立ち上がりに面食らわない入りを 興味深いボランチと前線の組み合わせ【轡田哲朗レッズプレビュー/柏戦】

(Report by 轡田哲朗)

負傷者は出ているが、できるのは「いる選手で戦う」こと

浦和レッズは8日にリーグ戦の11試合目、柏レイソルとのアウェーゲームを戦う。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参加したことで消化試合数が少しずれているが、暫定順位は16位。Jリーグの公式サイトで見ると、いわゆる「プレーオフ行き」の水色でハイライトされている。それだけ、これからやらなければいけない仕事が多いと言われているようなものになっている。

そのACLではグループステージ突破という成果を出した一方で、3人の負傷者という難しい状況も抱えて終わった。酒井宏樹と大畑歩夢はしばらくプレーが難しいと明らかになっている。キャスパー・ユンカーについては、あれだけハッキリとした手術痕があると抜糸するまでは難しいかもしれない。一方で、若手選手たちや負傷明けの平野佑一がACLの6連戦を通じて、いつでも試合に出てパフォーマンスを発揮できるというメッセージを発したのはポジティブなこと。リカルド・ロドリゲス監督も「誰かが離脱したならプレーできる選手を起用する」と話したが、結局は「今を生きる」しかない。

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