浦レポ by 浦和フットボール通信

千葉時代から共に戦う上野紗稀が菅澤優衣香の得点女王アシストに意欲「私が出場した時は、クロスでアシストしたい」

(Report by 河合貴子)

千葉時代から6年間同じピッチに

昨年の秋に開幕したWEリーグは、早いもので残り2試合となってしまった。残り2試合を残して得点ランキングトップは、12ゴールを決めている我らのエース菅澤優衣香選手だ。それを追撃するのは、9ゴール決めているINAC神戸レオネッサの田中美南選手、8ゴールのマイナビ仙台レディースの白木星選手、サンフレッチェ広島レジーナの上野真実選手だ。WEリーグ初代得点女王は、この4選手での争いになるだろう。

「私が出場した時は、クロスでの優衣香さん(菅澤選手)へのアシストでかなえたい。得点に繋げたい。トップをキープしてきた結果はすごい。優衣香さん自身、本当にすごい。チームが勝つためにも優衣香さんの得点が欲しい。その1つに私がなれるようにやっていきたい」と菅澤選手の得点女王に向けてしっかりとサポートしていく構えをみせたのは、上野紗稀選手であった。

上野選手は浦和の下部組織育ちであるが、2013年にジェフユナイテッド市原・千葉に入団し、千葉Lで4年間も菅澤選手と一緒に闘ってきたのだ。2017年に菅澤選手が、2020年に上野選手が浦和へと移籍してきた。2人は、約6年間も同じピッチに立ち続けていた。

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