浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が考える、勝ち切れない状況を打開するために必要なこととは

(Report by 河合貴子)

6試合連続の引き分けが続く

「勝利に近いところまで来ている」とリカルド・ロドリゲス監督は言いつつも、6試合連続引き分けの結果を真摯に受け止めて「一番大事なのは勝利を収めることだ。喜んでスタジアムを後にしてもらいたい。チームとして、しっかりとまとまってプレーをして勝利を収めたい。サポーターの方々にとって、鹿島戦の勝利は大きな価値があると思う」と話した。

ホーム3連戦の初戦となったサンフレッチェ広島はゴールが遠く0-0、2戦目の横浜Fマリノス戦では前半の3失点の反省を生かしてカウンターを仕掛けてキャスパー・ユンカー選手のハットトリックで起死回生の3-3の引き分けとなった。

横浜FM戦では、チームとしてオーガナイズされた横浜FMが際立ち、浦和は個の能力で立ち向かう印象をうけた。

リカルド監督は「融合が足りない部分があるかもしれない」と正直に認め「外国籍選手たち(ダヴィド・モーベルグ選手、アレックス・シャルク選手)は、来てからそんなに長い時間が経っていない。コンセプトの部分など、まだまだこれから深めていくべきところがあると思う。チームとしての全体の融合は、これから時間がかかる」と明かした。

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