浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が中断期間を使って「コンセプトのリマインド」を図る

(Report by 河合貴子)

束の間のオフで監督、選手も各々にリフレッシュ

ACLタイ遠征から帰国して過酷な7連戦を闘い抜いて迎えたインターナショナル・マッチ・ウィークの中断期間。6連休を家族と伊豆で過ごしたリカルド・ロドリゲス監督は「ビーチで過ごした。天気はあまり良くなかったが、リフレッシュできた。タイの日々から40日間ぐらい、非常に多くのゲームをこなしたタフな日々は続いた。頭が一度スッキリとした」と爽やかな表情を浮かべ、心身ともにリフレッシュしてリーグ再開に備えていた。

9試合連続未勝利と低迷する浦和にとっては、まずは気持ちを切り替えてチーム再建に取り組むことが重要であった。リカルド監督は「たくさんの試合があって、ストレスやフラストレーションを抱えていた時期の後の休みだったので、選手たちもスッキリとした表情で帰ってきた。勝てない試合、引き分けの試合が多く、内容的は『勝てたんだけど・・・』が続いていた。メンタル的にも影響したと思う。心身ともにフレッシュな状態で戻ってきた」と連休明けの選手たちの状態を話した。この6連休で心機一転させて、リーグ再開へ新たなスタートをきった。

ただ、結果が出ない中であれこれと思考を巡らせて新しいことに着手したり、既存のものにプラスαの積み重ねを行うことよりも、リカルド監督は『コンセプトのリマインド』復習のトレーニングを選択したのだ。もちろん課題は、攻撃面だ。

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