リカルド監督が考える、次節神戸戦の勝利のためのキーポイントとは?
(Report by 河合貴子)
リーグの順位を上げるために負けられない一戦
ザスパクサツ群馬に敗れ、天皇杯連覇も来シーズンのACLへの1つの道が断たれてしまった浦和。「現実的なACLの参加は優勝だと思う」と、今シーズンのACL優勝を狙いながらも「リーグでは、残りの試合を全勝しないといけない状況だ」と険しい表情をリカルド・ロドリゲス監督は浮かべた。
インターナショナル・マッチウィークの中断期間で得点力不足の課題に取り組み、中断明けの初戦となった名古屋グランパス戦ではしっかりとその成果を出すことができたが、天皇杯・群馬戦では退いた守備を崩しきれずに0-1と、得点力不足の問題点を突きつけられてしまった。
決定力を上げるには、1日、2日の練習では改善できない。日々の練習の積み重ねが一番大事である。それを試合でどのように生かせるかだ。それを生かせたのが名古屋戦で、生かすことができなかったのが群馬戦だ。
「群馬戦は、良かった名古屋戦のあとだから無意識に『より楽に勝てる』と思ってしまう危険性があった。名古屋戦は高い強度で良いプレーができたが、天皇杯はちょっとしたところで失点すれば敗退してしまう大会であり、そうなってしまった」と話した。
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