浦レポ by 浦和フットボール通信

立花代表が試合前に、ガイドラインを守ってのサポートを呼びかける

Jリーグ臨時実行委員会で、全クラブと声出し応援の段階的導入の方針、ならびに違反事例に対する再発防止の再確認等が7月5日に行われたことを受け、再々問題視されてきた浦和を愛する人々のブーイングを含めた声出しの再発防止策として浦和は、「Jリーグ新型コロナウィルス感染症ガイドライン」に基づき遵守の啓発、並びに違反行為への適時適切且つ毅然とした対応を、責任をもって行っていく強い姿勢を打ち出した。

試合開始前には、立花代表が「本日、声出し応援をさせない。管理能力を問われる」と現状を真摯に受け止めて危機感を募らせていた。試合前には、オーロラビジョンによって観客へ禁止事項を呼びかけたり、SNSやホームページを使い再発防止につとめた。また、場内の声出し監修スタッフを通常の2.5倍に増やした。

立花代表は「今回、改めて強い覚悟をもって対応する。熱いサポートもルールを守って欲しい。ルールはルール。国の方針にしたがってステップを踏んでいる。もう少し我慢すれば声を出せるようになる」とルールを守ってのサポートを懇願していた。

また今後の対応については、「鹿島戦、ガンバ戦についての事象は、我々の熱いファン・サポーターの強い気持ちが表れてしまって、試合終了間際にあのようなことが起きて声が出たということに繋がっていると思う。ただ、我々がずっと言ってきているのは熱いサポートは、あくまでもルールを守ってということを伝えてきているので、そこの原点に立ち返ってサポーターとのコミュニケーションをとって納得するまで話し合うということが改善につながっていくと思っています」と説明した。

本日、埼玉スタジアムにて19時30分キックオフで開催されている京都戦では、浦和を愛する人々のいつも以上に力強い太鼓と手拍子が鳴り響き、ルールを守った応援が行われている。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ