浦レポ by 浦和フットボール通信

PSGに0-3の完敗 選手たちが感じた世界トップレベルとの差とは【河合貴子 試合のポイント/パリSG戦】

(Report by 河合貴子)

世界のトップレベルとの貴重な経験

『エアトリpresents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』第2戦、トラップ1つ、フェイント1つ、パスにしても、ワンプレー、ワンプレーにスタジアムは響めきサッカーを愛する人々は酔いしれた。力の差は歴然であった。0-3で完敗したが、浦和選手たちにとっては貴重な経験となった。

ピッチで実際に闘った酒井宏樹選手は、「キーパーのレベルは、パリは高い。後半に出てきた選手(セルヒオ・リコ選手)は第3GKだし、失点しない。最後のところの決める能力と決めさせない能力は、まだまだ日本とヨーロッパでは差がある。そこを突き詰めない限り、W杯で勝つことはできない。前半、2、3個チャンスがあった。サイドバックが上がったスペースには、彼らのカウンターアタックが来るので・・・。彼らは、フランスリーグの中でも別格。あれだけの能力を持った中で、しっかりとパフォーマンスができる。だからこそ、パリにいるわけで、そこの違いは大きい。負けてすがすがしい思いでいるのは、まだまだ大きな差がある。悔しいですが、その悔しさも嬉しかったりする」と試合後、スッキリとした表情をしていた。

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