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ベトナムスーパー杯2018、サムソン弾2発でハノイが今季初タイトル獲得

Vリーグ2019シーズンの幕開けを告げる「ベトナムスーパーカップ THACO 2018」が2月16日にハノイ市ハンダイ・スタジアムで行われ、昨季のリーグ王者ハノイFCとカップ王者ベカメックス・ビンズオンが激突した。試合は、ホアン・ブー・サムソンの2ゴールでハノイが快勝し、今季最初の国内タイトルを獲得した。

今季初タイトルを獲得したハノイFC(写真:VFF)

ハノイは2月19日にAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフの山東魯能戦を控えており、スーパーカップでは予想通り主力を温存して試合に臨んだ。一方のビンズオンもベトナム代表クラスの主力数人がベンチ外となった。

スタメン半分がサブ組のハノイだったが、それでも地力の差があり、序盤からボールを支配。開始早々に新加入のFWオマルからのクロスをナイジェリア出身帰化FWホアン・ブー・サムソンが頭で合わせて先制する。その後、ビンズオンもベテランFWグエン・アイン・ドゥックにボールを集めてチャンスを作るが、あと一歩が決めきれず、前半はハノイの1点リードで折り返す。

後半も主導権はハノイ。MFグエン・フー・ズン、FWグエン・バン・クエット、DFドアン・バン・ハウらベンチスタートだった数人の主力を投入して試合を決めにかかる。ボールを支配したハノイは多くの決定機を迎え、62分に再びホアン・ブー・サムソンが決めてリードを2点に広げる。ハノイ守備陣は、終盤のビンズオンの猛攻をしっかりしのいで、試合はこのまま2-0でハノイが勝利。2度目のスーパーカップ優勝を決めて、国内3冠を目指すハノイがまずは今季初のタイトルを獲得した。

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