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U-19ベトナム女子代表が沖縄遠征を終了、日本戦は悪天候で中止

沖縄で開催された「JENESYS2018日ASEAN U-19女子サッカー交流大会」は3月7日に大会最終日を迎えた。グループAのU-19ベトナム女子代表は、最終日にU-19日本代表と対戦する予定だったが、あいにくの悪天候で試合は中止となった。

「JENESYS2018日ASEAN U-19女子サッカー交流大会」は、日本サッカー協会(JFA)が、外務省の推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYS2018」に協力し、サッカーを通じて日本とASEAN諸国間のユース年代の交流促進を図る目的で開催したもの。

沖縄県読谷村で行われた今大会には、ASEAN地域7か国(カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、タイ、ベトナム)からU-19女子代表チームが参加。開催国の日本からは、U-19日本女子代表、および、開催地の沖縄県高校女子選抜とヴィクサーレ沖縄FCナビィータユースが出場した。各国代表チームは交流大会の他に視察や文化体験に参加。出場10チームは5チームずつ2つのグループに分かれてリーグ戦を行い、各グループでの順位を決定した。

ベトナム代表の今大会の成績は、グループA初戦でミャンマー代表と0-0ドロー、2戦目で沖縄選抜に2-0勝利、3戦目でタイ代表に0-2敗戦、4戦目日本代表との試合は悪天候で中止。最終成績は1勝1敗1分という結果だった。今大会は、ベトナムにとって4月末に開催されるAFC U-19女子選手権2次予選に向けた戦力強化の場。ドアン・ミン・ハイ監督は、「戦力と戦術面で多くのテストを行うことができ、実りある遠征となった」と話した。

ベトナム代表は3月7日の夜に帰国。その後も、ハノイ市のベトナムユース育成センターでAFC U-19女子選手権2次予選に向けたキャンプを続けるという。

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