ベトナムサッカー裏話「100万USD(1.1億円)でレ・コン・ビン獲得を試みた」
今から11年前、当時ハノイT&T(現ハノイFC)の会長を務めていたドー・クアン・ヒエン氏は100万USD(約1億1200万円)を投じて、ベトナム代表FWレ・コン・ビンを獲得しようとしていた。これはヒエン氏の親友で、元サイゴンFC会長のグエン・ザン・ドン氏が明らかにしたものだ。サイゴンFCはもともと現ハノイFCのBチームで、2016年のシーズン途中にホーチミン市に移転した。
ドン氏は当時、ソンラム・ゲアン(SLNA)との交渉役をまかされていたが、残念ながら移籍は実現しなかったという。ヒエン氏と言えば、ベトナムを代表する企業複合体「T&Tグループ」の総帥で、Vリーグの複数クラブとも深い関わりがある人物だ。ヒエン氏は、これまでに元スペイン代表MFグティや元オランダ代表FWファン・ニステルローイをベトナムに連れてこようとしたことがある。今回は、地元メディアがドン氏に過去携わった仕事について取材した内容を紹介する。
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