ベトナムフットボールダイジェスト+

AFC U-19女子選手権2次予選、ベトナムはレバノンに4-1勝利も選手は暗い表情

ベトナム・ハノイで開催中のAFC U-19女子選手権2019・2次予選グループBは4月28日に第2節、U-19 ベトナム女子代表とU-19レバノン女子代表の試合が行われ、ホームのベトナムが4-1で勝利した。同予選初勝利を挙げたベトナムだが、最終節は同組最強の韓国との対戦を控えている。地元開催のアドバンテージに加え、対戦の順番にも恵まれていただけに、ここまで1勝1分は満足とは言い難い結果だ。

初戦で終始主導権を握りながらイランと1-1のドローに終わったベトナム。2位以内に入って予選突破を決めるためには、続くレバノン戦で大量得点で勝っておく必要がある。ベトナムは15分にカウンター返しから先制。その12分後にはセットプレーのチャンスから追加点を決めて2点リードで前半を折り返す。

しかし、後半に入るとベトナムは徐々に運動量が低下し、66分に1点を返される。流れを変えたいベトナムはここから次々と交代のカードを切る。なんとか主導権を握りなおしたベトナムは終盤に2点を追加して4-1で勝利した。勝ち点3を獲得したものの、3点差での勝利に首脳陣も選手も一様に暗い表情を見せていた。

なお、同日行われたもう一試合では、韓国がイランに2-0で勝利して2連勝。グループBは第2節を終えて、1位韓国(勝ち点6、得失点差+11)、2位ベトナム(同4、同+3)、3位イラン(同1、同-2)、4位レバノン(同0、同-12)の順となった。

ベトナムは最終節で格上韓国と対戦。引き分け以上で自力での予選突破が決まるが、そう簡単な話ではない。現実的には守備を固めて出来るだけ失点を重ねないこと。あとはレバノン守備陣の頑張りに期待して、イランに大量失点しないことを祈るのみだ。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ