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キングスカップ2019、東南アジア王者ベトナムは初戦で開催国タイと激突

タイサッカー協会(FAT)は5月8日にキングスカップ2019(6月5日~8日)の組み合わせ抽選会を開催した。その結果、ベトナム代表は初戦で開催国のタイ代表と激突、オランダ系の選手が多いキュラソー島代表はインド代表との対戦となった。

今大会では初戦の勝者が決勝戦に進み、敗者が3位決定戦に回ることになっている。AFFスズキカップ2019で優勝したベトナムは、この数年に行われた他の年代の国際大会でもタイの成績を上回っており、名実ともに東南アジア王者と呼ぶに相応しい強さを見せている。A代表に関して言えば、スズキカップではタイが海外組を招集できずに準決勝で敗退したため、ベトナムとの直接対決が実現しなかった。

キングスカップはこれまでFIFAランキングに基づいて初戦の組み合わせを決めていたが、今大会では抽選で対戦相手を決定。この結果、いきなり東南アジアの頂上決戦が実現することとなった。なお、出場4か国の最新のFIFAランキングは、キュラソー島が82位でトップ。以下ベトナム98位、インド101位、タイ114位となっている。

キングスカップは今年で第47回目を迎える伝統ある大会。今大会の試合は、全てブリーラム県のチャン・アレナ・スタジアムで行われる。ベトナムは過去一度だけ2006年大会に出場したことがあり、この時は決勝でタイに1-3で敗れて準優勝に終わっている。

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