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AFF U-15女子選手権2019、ベトナムが難敵ミャンマーを下し3連勝で準決勝進出

タイで開催中のAFF U-15女子選手権2019は5月12日にグループAの最終節が行われた。グエン・ティ・マイ・ラン監督率いるU-15ベトナム女子代表はU-15ミャンマー女子代表に2-1で逆転勝ちして3連勝で準決勝進出を決めた。

ベトナムは引き分け以上でグループリーグ突破が決まり、一方のミャンマーは突破のためには絶対に勝利が必要な試合。第2節で東ティモールに16-0で圧勝して自信を付けたベトナムは、突破をかけた大事なミャンマー戦で、ほぼベストメンバーをスタメンに送り込んだ。

試合は立ち上がり互角の内容だったが、18分にミャンマーのロングシュートが決まってベトナムは早い時間帯から1点を追う展開に。ここからベトナムは慌てることなく、ボールを回しながらサイドを起点にチャンスを作っていくが、何度か訪れた決定機を決めきれずに0-1で前半を折り返す。

後半も序盤から一進一退の攻防となるが、途中出場の選手らの活躍もあって、ベトナムが徐々に主導権を握ると、53分にMFチャン・ニャット・ランの3試合連続のゴールでベトナムが同点に追いつく。これで流れを引き寄せたベトナムは、70分にチャン・ニャット・ランがPKを決めて逆転。試合はこのまま2-1でベトナムが勝って3連勝での準決勝進出を決めた。

なお、同日行われたグループAのもう一試合では、フィリピンが東ティモールに12-0で大勝して逆転で2位に浮上。この結果、グループAは3連勝の首位ベトナム、2勝1敗の2位フィリピンが準決勝に駒を進めた。

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