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ベトナム1部クアンナムFC、成績不振でホアン・バン・フック監督が辞任

ベトナム1部クアンナムFCのホアン・バン・フック監督(55歳)がこのほど成績不振の責任を取って辞任を表明した。元ベトナム代表監督のフック氏は、2014年にクアンナム監督に就任。2017年にはクラブをリーグ初優勝に導いたが、昨季は11位に低迷。今季も第10節を終えた時点で13位に沈んでいた。

クアンナムFCのグエン・フップ会長が5月22日付でホアン・バン・フック監督の退任を発表。後任にはブー・ホン・ベト氏が就任する。但し、クアンナムFCをクラブ創設初のリーグ優勝に導いたフック氏の貢献は高く評価されているため、監督退任後もテクニカルダイレクターとしてクラブに残る可能性が高いという。

後任のブー・ホン・ベト氏は、Vリーグのクラブを率いた経験はないが、ユース年代では豊富な指導歴を持つ。U-19ハノイFCを率いて、2017年と2019年のU-19ベトナム選手権で優勝。2017年には、U-15ベトナム代表をAFF U-15選手権で優勝に導いている。

ブー・ホン・ベト新監督の初陣は、5月25日にアウェイで行われる第11節サンナ・カインホア戦。この試合は13位と14位のチームの逆天王山となる。

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