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絶好調で首位快走のHCMC、まぐれ勝ちと揶揄される、その実力は本物か

Vリーグ2019はシーズン折り返しの時期を迎えようとしている。HCMCは先日行われた第11節で早くも今季8勝目を挙げて首位をキープし、昨季王者ハノイFCとの勝ち点差を5に広げて、前期王者の座が目前となっている。1部昇格以降の2シーズン残留争いを強いられていたチームが首位でシーズンを折り返そうなどと誰が想像できただろうか。

HCMCには今季、元ホアン・アイン・ザライ(HAGL)テクニカルダイレクターである韓国人のチョン・ヘソン監督が就任。前監督の三浦俊也氏の時代と比べると、元ベトナム代表のベテラン勢が退団したほか、外国人助っ人を含めてメンバーに多少の入れ替わりはあるが、それほど大きな変化ではない。相手にボールを持たせてカウンターで得点を狙う戦術も同様だ。怪我人が多くベストメンバーが組めていない状況も昨年と似ている。

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