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Vリーグ2019第14節、王者ハノイが敵地でハイフォンに競り勝ち首位浮上

Vリーグ2019はシーズン後期の開幕となる第14節の試合が7月7日と8日の両日に各地で開催された。今節では、昨季王者ハノイFCが怪我から復帰以降、好調を維持するベトナム代表FWグエン・バン・クエットの活躍により、敵地でハイフォンFCを2-1で下した。熾烈な首位争いを繰り広げるホーチミン・シティ(HCMC)が敵地でベトテルFCに0-1で敗れたため、今節で勝ち点3を上積みしたハノイがHCMCの勝ち点を1差で上回り、ついに単独首位に躍り出た。

この上位2チームを追うソンラム・ゲアン(SLNA)とタンクアンニンは、ともに引き分けで勝ち点差を詰めることは出来ず。後期に巻き返しを狙う人気クラブのホアン・アイン・ザライ(HAGL)はホームでクアンナムにFCに1-2で逆転負け。

今季まさかの大不振で最下位に沈むサンナ・カインホアは、ホームでタインホアFCに1-3で完敗。一方のタインホアはブー・クアン・バオ氏を新監督に迎えての初戦を見事に白星で飾った。メインスポンサー脱退による影響で、開幕前に主力流出が続いたタインホアだったが、ここまで予想以上の健闘を見せている。

第14節の結果は以下の通り。

SLNA 0-0 SHBダナン
カインホア 1-3 タインホア
HAGL 1-2 クアンナム
ベトテル 1-0 HCMC
ビンズオン 1-1 ナムディン
ハイフォン 1-2 ハノイ
サイゴン 2-2 タンクアンニン

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