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AFC U-16女子選手権2019、ベトナムは中国に0-1惜敗、3連敗で敗退決定

タイで開催中のAFC U-16女子選手権2019は9月22日にグループB最終節が行われた。格上の北朝鮮(0-10)、韓国(0-3)に2連敗を喫したベトナム代表は最終節で中国代表と対戦。若きゴールデンガールズは最後まで必死に食らいつき素晴らしい健闘を見せたが、結果は0-1の惜敗。今大会は3連敗、無得点という悔しい結果ではあったが、試合を経るごとに内容が改善しており、今後に繋がる有意義な大会になったと言えよう。

ベトナムは格上の中国に対し、これまでの2試合同様に5-4-1のシステムを採用し、堅守速攻で対抗。今大会初の勝ち点獲得に向けて気負いなくプレーした。予想通り中国にボールを握られる時間帯が続いたが、ベトナムの守備陣は集中力を切らさずにこれをしのいでいき、隙あらばカウンターを狙う。しかし、前半は両チームともにチャンスを活かせずスコアレスで折り返す。

後半も流れは変わらず、攻める中国、耐えるベトナムという構図。ベトナムはこのまま引き分けて名誉の勝ち点1を得て大会を終えたいところだったが、81分にCKから痛恨の失点。ベトナムにここから反撃する力は残されておらず、試合はこのまま0-1でベトナムが敗れた。

ベトナムはこれで無念の3連敗。東アジア勢の壁は分厚く、勝ち点0、得点0、失点14という結果で力の差を見せつけられた。なお、グループBは3連勝の北朝鮮が首位突破、2勝1敗の中国が2位で通過した。

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