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ベトナム代表、W杯2次予選マレーシア代表戦に向けたメンバー25人を発表

ベトナム代表のパク・ハンソ監督は10月4日、FIFAワールドカップ・カタール2022アジア2次予選のマレーシア代表戦に臨むメンバー25人のリストを発表した。今回のキャンプメンバーで久々の代表復帰を果たしたチェコ育ちの越僑FWマック・ホン・クアンと左サイドの切り込み隊長であるMFボー・フイ・トアンは選外。同時期にキャンプを行っていたU-22代表から2選手が追加招集された。

10月10日にハノイ市ミーディン国立競技場で行われるマレーシア代表との試合までは、まだ日にちがあったが、ここまでU-22代表との2試合のトレーニングマッチを終えて、パク・ハンソ監督は25人までメンバーを絞り込んだ。

練習中に膝前十字靭帯を損傷して、全治7~9か月と診断されたMFルオン・スアン・チュオンは既に離脱。MFゴー・ホアン・ティンも目の治療のため、招集を辞退していたので選外となった。この他に外れたのは、DFア・ホアン、FWグエン・コン・タイン、DFトー・バン・ブー、MFボー・フイ・トアン、MFダン・アイン・トゥアン、FWハー・ミン・トゥアン、FWマック・ホン・クアンの7人。初招集組と復帰組はほぼ選外となり、昨年のAFC U-23選手権とAFFスズキカップで主力を務めたお馴染みの顔ぶれが残った。

ベトナムサッカー連盟(VFF)によると、今回外れたメンバーの大半は程度の差があるものの負傷しているとのことで、今後も所属チームに戻らずに代表チームと行動を共にしながら、代表チームのドクターのもとで治療を続けるという。

パク・ハンソ監督はさらに、U-22代表からFWグエン・チョン・フンとFWグエン・ティエン・リンを追加招集。これに先立ち、アマチュアサッカーでの経験が長い珍しいキャリアを持つ若手FWグエン・ベト・フォンも追加招集している。

合流が遅れていたロシア出身の越僑GKダン・バン・ラムも3日から練習に参加。AFCカップに出場していたハノイFCのメンバーたちも5日に合流する。海外組のFWグエン・コン・フオンとDFドアン・バン・ハウはさらに遅れて7日の合流を予定している。パク・ハンソ監督は、選出した25人から最終的に23人までメンバーを絞り込む。

GK
 ダン・バン・ラム(ムアントン・ユナイテッド※タイ)
 グエン・トゥアン・マイン(サンナ・カインホア)
 ファム・バン・クオン(クアンナム)
DF
 チャン・バン・キエン(ハノイ) 
 グエン・タイン・チュン(ハノイ)
 ドー・ズイ・マイン(ハノイ)
 グエン・フー・トゥアン(HCMC)
 ドアン・バン・ハウ(SCヘーレンフェーン※オランダ)
 ファム・スアン・マイン(SLNA)
 クエ・ゴック・ハイ(ベトテル)
 ブイ・ティエン・ズン(ベトテル)
MF
 グエン・トゥアン・アイン(HAGL)
 ブー・バン・タイン(HAGL)
 グエン・フォン・ホン・ズイ(HAGL)
 ファム・ドゥック・フイ(ハノイ)
 グエン・クアン・ハイ(ハノイ)
 ドー・フン・ズン(ハノイ)
 グエン・フイ・フン(タンクアンニン)
 グエン・チョン・ホアン(ベトテル)
FW
 グエン・バン・トアン(HAGL)
 グエン・コン・フオン(シント=トロイデンVV※ベルギー)
 グエン・アイン・ドゥック(ビンズオン)
 グエン・ベト・フォン(ベトテル)
 グエン・チョン・フン(タインホア)
 グエン・ティエン・リン(ベトテル)

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