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Jリーグ各クラブが熱視線、ベトナム代表グエン・クアン・ハイを獲得するのはどこか?

タイのサイアムスポーツによると、J1リーグの複数のクラブがベトナム代表MFグエン・クアン・ハイ(22歳)の獲得に関心を示しているという。同選手は飛躍を続けるベトナム代表の中心選手であり、これまでに年代別の代表で活躍。所属するハノイFCでも自慢の左足で攻撃のタクトを振るう司令塔として中盤の王様に君臨しリーグ2連覇を達成。クアン・ハイを擁するハノイは今季、AFCカップでベトナム勢として初めて地区間決勝に駒を進めた。

Jリーグ各クラブのGMや強化担当から成る視察団は先日ベトナムを訪問して、10月10日にハノイ市で行われたFIFAワールドカップ・カタール2022アジア2次予選ベトナム代表とマレーシア代表の試合を視察した。この試合でもグエン・クアン・ハイは抜群の存在感を発揮。この日唯一のゴールを挙げてチームの勝利に貢献した。

グエン・クアン・ハイと言えば、過去にはスペイン1部デポルティーボ・アラベスから練習参加の招待を受けるなど欧州からも注目されているベトナム期待の星。これまでにJ2のレノファ山口、徳島ヴォルティスなどが獲得に動いたほか、韓国やカタール、タイ、マレーシア、アルゼンチンのクラブからも獲得の打診があったとされている。

ベトナム代表では現在、FWグエン・コン・フオンがベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)、GKダン・バン・ラムがタイ1部ムアントン・ユナイテッドでプレーしている。Jリーグについて言えば、過去に3人(レ・コン・ビン=札幌、グエン・コン・フオン=水戸、グエン・トゥアン・アイン=横浜FC)のベトナム人選手が期限付き移籍したが、現在はJリーグでプレーするベトナム人選手はいない。

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