SEA Games女子サッカー、前回女王ベトナムがインドネシアに6発圧勝で準決勝進出
フィリピン開催の第30回東南アジア競技大会(SEA Games 30)は11月29日、女子サッカーのグループBの第2節が行われ、前回女王のベトナム代表がインドネシア代表を6-0の大差で下して今大会初白星を挙げた。
ベトナムとインドネシアは8月開催のAFF女子選手権でも対戦しており、この時はベトナムが7-0で大勝するなど、かなりの実力差がある。マイ・ドゥック・チュン監督率いるベトナムは序盤から自信を持ってプレーし、試合の主導権を握った。初戦のタイ戦から大幅にスタメンを変更したベトナムだったが、立ち上がりにMFグエン・ティ・トゥエット・ズンが先制点を決めると、その後はのびのびとプレー。前半だけで3点のリードを奪うことに成功する。
後半に入ると、ベトナムは点取り屋のフイン・ニューを投入して更なる大量得点を狙う。期待に応えたフイン・ニューは50分、60分と連続ゴール。終盤にはグエン・ティ・トゥエット・ズンがダメ押しの6点目を決めて、ベトナムが6-0で大勝した。この結果、ベトナムは2試合終えて、1勝1分となり、準決勝進出が決まった。