【サッカー人気1位】実直なプレーで王者に対抗 献身性を見せ…

ベトナムフットボールダイジェスト+

Vリーグ2020戦力分析、タンクアンニン主力残留で今季もトップ3狙う

昨季クラブ史上最高のリーグ3位でフィニッシュしたタンクアンニンにとって今季の目標は、その再現または一つでも順位を上げることだ。しかし、今年は国内大会に加えて、AFCカップにも出場するため、決して選手層が厚いわけではないタンクアンニンが、この目標を達成するのは容易ではないだろう。

国内とアジアの3大会を戦い抜く戦力が整った

名将ファン・タイン・フン監督率いるタンクアンニンは2月8日にAFCカップのグループG初戦バリ・ユナイテッド戦(2月11日)に向けてインドネシアに飛び立った。新型コロナウイルスの影響でVリーグは開幕が3月に延期されたが、AFCカップの日程は変わらないため、タンクアンニンは他クラブよりも早めの準備を余儀なくされた。フン監督は昨年末の時点で、今季の選手リストをほぼ完成。外国人助っ人では、ボスニアヘルツェゴビナ人DFネヴェン・ラシュトロと契約更新。ウガンダ出身の帰化MFチャン・チュン・ヒエウ(旧名キジト)もチームに残った。

また、新戦力としては、Vリーグで実績豊富なジャマイカ人2トップのディエゴ・ファガンとジェレミー・リンチを獲得。AFC枠で獲得を狙っていた韓国人MFキム・セフンは書類上の問題から手続きが間に合わずに獲得を断念。結局、AFCカップでAFC枠を使わないことを決定した。

ローカル選手では、GKファン・ディン・ブー・ハイ、FWグエン・フー・コイ、MFダン・クアン・フイを獲得。さらに数名を下部組織から補強したが、大きなメンバー入れ替わりはなかった。

フン監督は今季のメンバーについて、「リーグ、カップ戦、AFCカップを戦うための十分な戦力が整った。しかし、キム・セフンの件は残念だった。AFC枠を補強できなかったことは、我々にとって不利な条件になる。しかし、国内選手には、これがチャンスだと思って奮起してもらいたい」と語った。

既存戦力のレベルアップを重視

タンクアンニンは2014年に1部昇格を果たして以降、安定して好成績を残している。昨季はクラブ史上最高の3位でフィニッシュ。サポーターの悲願は、何といってもリーグ優勝。しかし、「急がば回れ」。クラブ首脳陣が求めたのは、大型補強ではなく、現状チームのレベルアップ。今季目標は、まずリーグで優勝争いに絡むこと、そして、ベトナムカップの決勝進出。AFCカップについては、グループリーグ突破が当面の目標となる。

目標は明確だが、実現するのは容易くない。これはライバルクラブのホーチミン・シティ(HCMC)にも共通することだが、新型コロナウイルスの影響でリーグ開幕が延期されたことにより、Vリーグ、ベトナムカップ、AFCカップを戦うタンクアンニンは間違いなく過密日程に苦しむことだろう。

タンクアンニン
‐監督:ファン・タイン・フン
‐本拠地:カムファー・スタジアム(SVD Cam Pha:2万人収容)
‐昨季成績:3位
‐戦力評価:B
‐今季予想:3位

移籍選手
OUT:
GKグエン・ホアン・アイン(ハティン)、FWディアチェンコ、MFクアッシ・ヘルマン(フリー)
IN:
FWディエゴ・ファガン、ジェレミー・リンチ(ハイフォン)、GKファン・ディ・ブー・ハイ、FWグエン・フー・コイ(カインホア)、MFダン・クアン・フイ(HCMC)

今季所属選手
GK:
フイン・トゥアン・リン(28歳)、ファン・ディン・ブー・ハイ(25歳)、 ファム・ミン・トゥアン(21歳)
DF:
ズオン・タイン・ハオ(28歳)、ラシュトロ(31歳)、レ・スアン・トゥ(26歳)、グエン・バン・ベト(30歳)、ドアン・バン・クイ(22歳)、ズオン・バン・コア(25歳)、レ・テー・マン(26歳)、グエン・ティエン・ズイ(28歳)、グエン・スアン・フン(29歳)
MF:
ザン・チャン・クアック・タン(27歳)、グエン・ハイ・フイ(28歳)、ファム・グエン・サ(30歳)、チン・ホア・フン(28歳)、ダン・クアン・フイ(27歳)、ホー・フン・クオン(24歳)、チャン・チュン・ヒエウ(27歳※ウガンダ出身)、ギエム・スアン・トゥ(31歳)、グエン・ハイ・ロン(23歳)、ファム・チュン・ヒエウ(21歳)、ブー・ホン・クアン(21歳)、ダオ・ニャット・ミン(27歳)
FW:
マック・ホン・クアン(28歳)、グエン・フ―・コイ(29歳)、ファガン(32歳)、リンチ(29歳)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック