ミズノ、クアンナム省ジュンコ小学校にサッカーボール寄贈
ミズノ株式会社は3月6日、東北部クアンナム省ジュンコ小学校へ50個のサッカーボールを寄贈した。
当日は、新型コロナウイルスの影響で小学校の子供たちが休校中だったが、グエン・ゴック・キム・クアンナム省外務局副局長、ジュンコ小学校校のレ・コック・ハー校長に対し、ミズノ株式会社の森井征五アジアグローバルセールスマネジャー からボールを手渡した。
ミズノは、ベトナム教育訓練省との協力のもと、ヘキサスロンという運動プログラムをベトナムの小学校に普及する活動を行っている。
寄贈式に出席した在ベトナム日本国大使館の梅田邦夫大使は、「日本に縁のあるジュンコ小学校の子供達がサッカーなどのスポーツを楽しみながら、体を鍛えていくよう期待します」と述べた。
1993年に明治学院大学の学生だった高橋淳子さんがベトナムをフィールド調査のため訪れ、帰国後に他界。遺族が淳子さんの遺志を継ぎ、1995年にクアンナム省ディエンバン郡ビンフオック村に公立ジュンコ小学校を設立した。同年、淳子さんの友人の明治学院大学の学生を中心にジュンコアソシエーションが発足し、25年間ジュンコ小学校の子供達との交流活動や就学支援事業を続けている。