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連覇を狙うU-22ベトナム代表、自国開催のSEA Games 2021に向けたキャンプを開始

韓国人指揮官のパク・ハンソ監督はこのほど、ベトナムが開催国となる来年の東南アジア競技大会(SEA Games 2021)に向けたU-22ベトナム代表のキャンプメンバー28人のリストを発表した。ベトナムは前回大会で60年ぶりの金メダルを獲得しており、大会連覇に期待がかかっている。

今回の招集メンバーを見てみると、トップチームで出場機会に恵まれない若手も多く含まれる。現在、1部・2部リーグが開催中で、3部リーグも間もなく開幕するため、レギュラーではなくとも若手の中で潜在能力の高そうな者を中心に選んだといったところか。

注目株をあげるとすれば、1部タンクアンニンで今季レギュラーとして活躍中のMFグエン・ハイ・ロン。彼はコロナ明けのリーグ戦で大活躍して2節連続でベストイレブンに選ばれた。アンダー世代の代表では常連である1部HAGLのDFズン・クアン・ニョーと2部バリア・ブンタウのFWレ・ミン・ビンはチームの核になれる選手。この他では、ホーチミン・シティのフランス系越僑MFティエウ・エグサルにも期待したい。

U-22ベトナム代表は7月1日にハノイ市のベトナムユース育成センターに招集されて同日中にトレーニングを開始。翌2日には試合形式の練習を行い、3日にはそれぞれの所属チームに戻す。パク監督は、引き続き選手たちのパフォーマンスをチェックしていく方針。

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