ベトナムフットボールダイジェスト+

AFCアジアカップの最も偉大な監督、元日本代表フィリップ・トルシエ監督がノミネート

アジアサッカー連盟(AFC)はこのほど、AFCアジアカップ本大会における最も偉大な監督の候補となる10人の指導者のリストを発表した。この中には、元日本代表監督のフランス人サッカー指導者であるフィリップ・トルシエ氏が名を連ねている。トルシエ氏は現在、ベトナムに活躍の場を移し、U-19ベトナム代表監督を務めている。

Photo:Vietnamnet

64年の歴史を持つアジアカップだが、これまでに優勝トロフィーを掲げたことがある監督は僅か16人だけ。トルシエ監督もその一人だ。アフリカで実績を残して“白い魔術師”の異名で呼ばれたトルシエ氏は、1998年に日本代表監督(U-20、U-23兼任)に就任。2000年のアジアカップ・レバノンで日本代表を2回目の優勝に導いた。

トルシエ氏は2018年にベトナムの強豪アカデミーであるPVFのテクニカルダイレクターに就任。翌年にはベトナムサッカー連盟(VFF)の要請を受けてU-19ベトナム代表監督に就任し、AFC U-19アジア選手権2019予選をグループリーグ2位で通過して、ウズベキスタンで開催される2020年の本大会に導いた。

なお、AFCアジアカップ本大会における最も偉大な監督の候補者10人は次の通り。投票は7月20日15時までAFCのウェブサイトで受け付けている。※は優勝年

・カリル・アル・ザヤニ(サウジアラビア代表※1984)
・ムハンマド・ランジバル(イラン代表※1972)
・ヘシュマト・モハジェラニ(イラン代表※1976)
・カルロス・アルベルト・パレイラ(クウェート代表※1980、サウジアラビア代表※1988)
・アンジ・ポステコグルー(オーストラリア代表※2015)
・ジーコ(日本代表※2004)
・フェリックス・サンチェス(カタール代表※2019)
・フィリップ・トルシエ(日本代表※2000)
・ジョルバン・ビエイラ(イラク代表※2007)
・アルベルト・ザッケローニ(日本代表※2011)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ