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Vリーグ第11節、HCMCとハノイによる注目の強豪対決はハノイが3発快勝

Vリーグ1は7月23日と25日の両日に第11節の試合が各地で開催された。今節では、ともにベトナム代表のスター選手を多数擁するホーチミン・シティ(HCMC)とハノイFCの強豪同士による注目の一戦が行われ、アウェイのハノイが3-0で勝利した。スタートダッシュに失敗したハノイはここで負けると、上位争いから脱落する可能性があったが、途中出場したMFチュオン・バン・タイ・クイが1ゴール1アシストの活躍を見せて、この大一番に大勝して4位に浮上。一方、ホームのHCMCは満員のサポーターの期待に応えることが出来ずに2連敗で5位に後退した。

首位を走るサイゴンFCはアウェイで最下位クアンナムFCと対戦。ここまで3失点とリーグ最少失点の堅守を見せてきたサイゴンだが、この試合は守備が崩れて1試合だけで3失点を喫した。しかし、累積警告による出場停止から戻ってきたFWペドロ・パウロがハットトリックの大暴れを見せて、最終スコアは3-3のドロー。サイゴンは敵地で貴重な勝ち点1を獲得し、今季唯一の無敗を継続した。

粘り強い試合運びで上位争いを続けるタンクアンニンはホームでソンラム・ゲアン(SLNA)に2-0で快勝して3位に浮上。今節は全体的に引き分けが多く、上位陣の勝ち点差が縮まった。

Vリーグ第11節の結果は以下の通り。

タインホア 0-0 HAGL
ナムディン 1-1 ビンズオン
ベトテル 1-1 SHBダナン
ハイフォン 1-1 ハティン
クアンナム 3-3 サイゴン
タンクアンニン 2-0 SLNA
HCMC 0-3 ハノイ

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