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伝説的帰化選手ケスレー・アルベス、ビンズオンユースのコーチに就任

ブラジル出身でベトナムに帰化したVリーグの伝説的ストライカーであるフイン・ケスレー・アルベス(39歳)がベトナム1部ベカメックス・ビンズオンのU-15チームでコーチを務めることが明らかとなった。ケスレーは昨季まで同1部ホーチミン・シティ(HCMC)でプレーして、同年限りで現役を退いていた。

引退後は自身のビジネスを立ち上げて代理人業などを行っていたが、指導者として再びピッチに戻ってくることを決意した。ケスレーはこれまでにベトナム国内やタイなど複数のクラブを渡り歩いたストライカーだが、ビンズオンはケスレーにとってベトナムでプレーした最初のクラブだ。

ビンズオンのダン・チャン・チンTDによると、ケスレーは指導者ライセンスを取得したばかりで、経験を積むためにビンズオンユースでの指導を希望したとのこと。まずはU-15のアシスタントコーチとして指導者の第一歩を踏むことになった。ビンズオンのU-15チームは現在、U-15ベトナム選手権予選に参戦中。決勝大会については、国内で新型コロナウイルスが再燃したため延期が決まっている。

ケスレーは2005年にビンズオンに加入。その後、ホアン・アイン・ザライ、スアン・タイン・サイゴン、ドンナイFC、サンナ・カインホア、HCMCなどVリーグの多くのクラブを渡り歩き、16シーズンに渡って第一線で活躍し、リーグ通算106ゴールを挙げた。

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