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ハノイ市サッカー連盟が14年ぶりに活動再開、新会長にトー・バン・ドン氏が就任

ハノイ市サッカー連盟(HNFF)は9月5日、2020年~2025年度の評議会会合を開き、同市文化スポーツ局局長のトー・バン・ドン氏を新会長に選出した。HNFFが活動を再開するのは実に14年ぶりのこと。

HNFFは2002年5月2日に、第1期評議会(2002年~2006年)が組織され、グエン・クオック・チエウ氏(元ハノイ市人民委員会主席)が初代会長に選出された。2006年には第2期評議会が組織される予定だったが、様々な理由からそれ以降、14年もの間活動をしてこなかった。

ハノイ市サッカーは20年の歴史の中で、数多くの大会で素晴らしい結果を残してきた。ハノイFCはVリーグ優勝4回、AFCカップ地区ファイナル進出。ハノイFCレディースも国内選手権で幾度となくトロフィーを勝ち取ってきた。

しかし、こうした成績は一部の民間企業と国家による積極的な投資によるものであり、本来ハノイ市サッカーの発展に貢献しなければならないHNFFの役割は、非常に曖昧なものだった。評価できるかと言えば「No」と言わざるを得ない。

2018年末、グエン・クオック・チエウ氏は既に「死に体」となっていたHNFFの解散を同市文化スポーツ局に提案。その2年後となる2020年に、HNFFの組織再編が発表され、今回トー・バン・ドン氏を新会長に選出された。

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