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かつてベトナムリーグで活躍したタイ代表たちでベストイレブンを選出<GK・DF編>

 今でこそタイ代表選手たちが活躍する国外リーグと言えば、Jリーグが真っ先に思い浮かぶが、2000年から2010年にかけて最も多くのタイ代表選手がプレーした国外リーグは隣国のライバルであるベトナムのVリーグだった。

タイ人選手らは助っ人として十分な働きを見せて、各クラブのチーム力アップに貢献。サッカーサイト「GOAL」ベトナム版はこのほど、Vリーグで活躍したタイ人選手ベストイレブンを選出した。このメンバーが揃えばリーグ優勝も夢ではないだろう。今回はGK・DF編。

Photo:HAGL

GKキャティサック・ラワンパ ※ダーミーゲー・サイゴンFC(05-06)
13年にわたりタイ代表のゴールマウスを守った守護神。代表キャップ数は45試合。ベトナムでは当時2部のダーミーゲー・サイゴンFCで2シーズンプレーした。ここでは安定したセービングで高い評価を受けたが、所属チームが弱小だったため、大きな名声は得られなかった。

左SBドゥシット・ジャルムセーン ※HAGL(03-07)
高い攻撃力を誇る大柄な元タイ代表サイドバック。代表キャップ数は96試合で通算14ゴールを挙げている。ベトナムでは、当時タイ代表選手を積極的に獲得していたホアン・アイン・ザライ(HAGL)で5シーズンにわたって左サイドに君臨。HAGLでは89試合に出場して7ゴールを記録しており、2度のリーグ優勝に貢献した。

CBニルット・スラシアン ※ビンディン(04-08)、HAGL(09-10)、ナヴィバンク・サイゴン(11-12)
ベトナムで3つのクラブを渡り歩き、計9シーズンもプレーしたVリーグのレジェンド助っ人。元タイ代表で、代表キャップ数は62試合。ベトナム語が非常に流暢で、ベトナム国籍も取得しており、ドアン・バン・ニルットというベトナム名を持つ。

CBチューキアット・ノーサルン ※HAGL(02-04)
元タイ代表DFで、代表キャップ数は84試合。HAGLでは、ニルットと共に強固なディフェンスラインを形成し、2003年と2004年のVリーグ2連覇に大きく貢献した。

右SBニベート・シリウォン ※ドンアバンクFC(04-05)、ティエンザン(06-07)
長距離レンジの弾丸フリーキックを武器とする元タイ代表ディフェンダー。代表キャップ数は107試合を数える。ベトナム時代に所属した2チームは常に残留争いをしており、同選手も大きな成功は得られなかった。

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