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ベトナム女子リーグ2020開幕、女王HCMC1と古豪ハノイ・ワタベ1が白星発進

Photo:VFF

新型コロナの影響で延期となっていたベトナム女子リーグ2020が9月22日に開幕した。今大会の前期はハノイ市ベトナムユース育成センターと紅河デルタ地方ハナム省ハナム・スタジアムの2か所で開催される。なお、今シーズンの1試合の交代枠は男子のVリーグ同様5人までとなった。

今シーズンは、久しぶりにハノイ・ワタベのセカンドチームが出場するため、出場チーム数が昨季の7チームから8チームに増加。女子リーグは上位陣と下位陣のレベルに開きがあり、優勝争いは、ホーチミン・シティ1、ハノイ・ワタベ1、フォンフー・ハナム、炭鉱産ベトナムの4チームに絞られる。

開幕戦でサプライズを演じたのはタイグエンT&T。優勝候補の一角であり、ホームの地の利があるフォンフー・ハナム相手に一歩も引かない殴り合いを見せて3-3で引き分けた。

この他の注目カードでは、2連覇を狙う女王ホーチミン・シティ1(HCMC1)がホーチミン・シティ2(HCMC2)と、古豪ハノイ・ワタベ1がハノイ・ワタベ2とそれぞれ対戦。両試合は同一クラブのトップチームとセカンドチームの試合で実力差があり、どちらも6-0という大差でトップチームが白星スタートを切った。

なお、ベトナム女子リーグ2020は前期をハノイ市とハナム省で9月22日~10月13日の日程で行い、その後、後期をホーチミン市で11月20日~12月11の日程で行う。

初日の試合結果は以下の通り。

ハナム 3-3 タイグエン
ハノイ2 0-6 ハノイ1
HCMC2 0-6 HCMC1
ソンラ 1-4 TKSベトナム

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