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ベトナム系オーストラリア人のアレクサンドラ・フイン、セリエA女子ナポリに移籍

セリエA女子のナポリはこのほど、ベトナム系オーストラリア人のアレクサンドラ・フイン(26歳)を獲得した。クラブ公式SNSが明らかにした。ナポリ加入以前は、オーストラリア1部Wリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズに9年にわたり所属していた。

アレクサンドラ・フイン(ベトナム名:フイン・バオ・イエン)は、ニューサウスウェールズ州サドレール出身。身長は167cmと高くはないが、最終ラインを主戦場としている。現在のところ、オーストラリア代表への招集歴はないが、新天地セリエAでの武者修行でレベルアップすれば、今後招集される可能性もある。

もう一つの可能性として、ベトナムサッカー連盟(VFF)が海外でプレーする越僑の女子選手の代表チーム招集を視野に入れていることからベトナム代表に呼ばれることもありうる。

今シーズンのセリエA女子は既に開幕しており、第4節まで終了しているが、ナポリはいまだに勝ち星ゼロ。ナポリはこの状況から脱却すべく、アレクサンドラ・フインの他に、U-20オーストラリア代表FWジャシンタ(19歳)をウェストハム・ユナイテッドから獲得。同選手はイタリア系で、イタリアのパスポートも所有しているため、すぐに出場が可能。一方のアレクサンドラ・フインは、新チームで出場できるようになるまで、1週間以上かかると見られる。

Photo:Napoli Femminile

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