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ベトナム2部フエFC、本拠地トゥ―ゾー・スタジアムが水没

北中部トゥアティエン・フエ省や南中部沿岸地方クアンナム省など中部の広い範囲で発生した洪水被害が深刻化している。中部ではこの数日、台風6号(アジア名:ナクリー、日本では台風24号)の影響で連日豪雨が降り注いでおり、世界遺産の古都ホイアンが水没。同じく世界遺産の街フエでも大規模な冠水被害が発生し、10月9日に予定されていたVリーグ2の後期第2節フエFCとロンアンFCの試合も中止となった。

Photo:Hue FC

試合中止が決まった後も水かさはどんどん増していき、トゥ―ゾー・スタジアムはピッチ全体が水没して甚大な被害を受けている。この大雨の中、フエFCの選手とスタッフらは、10月13日に行われる後期第2節のXSKTカントー戦に向けて、バスで南中部沿岸地方ダナン市に出発し、そのまま飛行機でメコンデルタ地方カントー市まで移動した。

Photo:Hue FC

なお、中止となったフエFCとロンアンFCの試合は、10月17日に振り替えとなったが、水没したトゥ―ゾー・スタジアムが使用できるかは未定だ。

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