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Vリーグ1後期第3節、ベトテルが首位を堅持 昨季王者ハノイが2位浮上

ベトナム1部Vリーグ1-2020は10月19日と20日の両日にシーズン後期の第3節が各地で行われた。上位8チームによるグループAでは、前節の結果で首位に浮上したベトテルがホームでベカメックス・ビンズオンと対戦。ベトテルは立ち上がりにPKで決めた1点を守り切って首位をキープした。

サイゴンFCとホーチミン・シティ(HCMC)による注目のサイゴンダービーはスコアレスドローで勝ち点1を分け合った。HCMCはこの試合で、元U-20韓国代表MFソ・ヨンドクが負傷退場。右ひざの靭帯損傷とされ、今季残り試合を欠場することになった。HCMCでは、ベトナム代表FWグエン・コン・フオン、元U-20ベトナム代表FWラム・ティ・フォンも負傷で長期離脱を余儀なくされており、苦しい台所事情となっている。

エースのベトナム代表MFグエン・クアン・ハイの復調と共に、尻上がりに調子を上げてきた昨季の王者ハノイFCはホームでホンリン・ハティン(HLHT)に1-0で勝利。今節の結果でハノイがサイゴンを上回って2位に浮上。首位ベトテルとの勝ち点差は2となっている。

グループAの今節の結果は以下の通り。

サイゴン 0-0 HCMC
ベトテル 1-0 ビンズオン
タンクアンニン 3-1 HAGL
ハノイ 1-0 HLHT

下位6チームによるグループBでは、最下位クアンナムFCがホームでナムディンFCに2-0で勝利し、グエン・タイン・コン氏を新監督に向かえて以降で初の白星を挙げて1部残留に望みをつなげた。残留争いのライバルであるハイフォンFCもホームでタインホアFCに2-0で快勝した。グループBは残り2節、最下位クアンナムとハイフォンの勝ち点差は4となっており、次節の結果でクアンナムの降格が決まる可能性がある。

グループBの今節の結果は以下の通り。

SHBダナン 2-0 SLNA
ハイフォン 2-0 タインホア
クアンナム 2-0 ナムディン

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