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ベトナム1部ハイフォンFCのロシア系越僑アンドレイ・グエン「Vリーグは甘くなかった」

ベトナム1部ハイフォンFC所属のロシア系越僑MFアンドレイ・フンゴビッチ・グエン(ベトナム名:グエン・フン・アイン、22歳)は生まれ育ったロシアでの学業の道を捨てて、ベトナムでプロサッカー選手になったことを後悔したことは一度もないと語る。

ロシアの首都モスクワ出身の越僑選手アンドレイは2019シーズン途中にハイフォンFCに加入したが、1シーズンを経た現在も印象的な活躍は出来ておらず、ベトナム国内でも無名の存在だ。ロシア時代にプロ経験はなく、主に学生サッカーで活躍。その後、プロ選手になるためにベトナムに来たが、壁にぶち当たっている。地元メディアは今回、アンドレイにVリーグで挑戦するに至った経緯やハイフォンでの暮らしについて話を聞いた。

-こんにちは、アンドレイ。まずは簡単に自己紹介してもらえますか?

「読者の皆さん、こんにちは。アンドレイ・フンゴビッチ・グエンです。モスクワ郊外で育ち、幼少期から地域の友達と一緒にサッカーに親しんできました。国際サッカーの日(12月10日)に生まれたからか、サッカーには縁があるようです」

-父親がベトナム人、母親がロシア人と聞いていますが?

「そうです。父はハノイ出身で、以前はパイロットをしていましたが、現在は大手乳業会社の株主です。母はシベリア出身で、15年にわたってベトナム航空モスクワ支店で主任会計士として働いていました。両親は今もモスクワに住んでいます」

-サッカー選手を目指した理由は何ですか?ベトナムでは、自分の子供が学業を捨ててサッカーの道に進むのを応援する親は少ないです。

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