ベトナムフットボールダイジェスト+

Vリーグ1後期第5節、首位攻防戦の首都ダービーはスコアレスドロー B組はクアンナムの2部降格が決定

ベトナム1部Vリーグ1-2020は10月29日から31日にかけてシーズン後期の第5節が各地で行われた。上位8チームによるグループAでは、首位ベトテルFCと2位ハノイFCによる注目の首都ダービーが行われ、両チームともに決定機を活かせずスコアレスドローに終わった。

虎視眈々と逆転優勝を狙うサイゴンFCは、得点源であるブラジル人FWペドロ・パウロが2得点の活躍を見せて、ホームでタンクアンニンに2-1で勝利。サイゴンはこの白星で、2位に浮上して首位ベトテルとの勝ち点差を1に縮めた。この他の会場では、負傷者続出のホーチミン・シティ(HCMC)がホームでホアン・アイン・ザライ(HAGL)に2-1で競り勝った。HAGLは5連敗となり、A組の最下位に転落した。

グループAの今節の結果は以下の通り。

サイゴン 2-1 タンクアンニン
ベトテル 0-0 ハノイ
ビンズオン 1-1 ハティン
HCMC 2-1 HAGL

下位6チームによるグループBは今節がシーズン最終節。グエン・タイン・コン新監督を迎えてから調子を上げていた最下位クアンナムFCは敵地でハイフォンFCを4-2で下して3連勝。しかし、残留争いのライバルだったナムディンFCがソンラム・ゲアン(SLNA)と1-1で引き分けて勝ち点1を追加したため、両チームが勝ち点18で並び、得失点差で下回ったクアンナムが2部降格となった。クアンナムは3年前にクラブ史上初のリーグ優勝を果たしたが、その後のシーズンは低迷。今年も開幕から低空飛行を続けていた。

グループBの今節の結果は以下の通り。

SHBダナン 3-3 タインホア
SLNA 1-1 ナムディン
ハイフォン 2-4 クアンナム

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ