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ベトナムスーパーカップ、接戦をものにしたハノイFCが今季最初のタイトル獲得

2021シーズンの幕開けを告げるベトナムスーパーカップ2020が1月9日にハノイ市ハンダイ・スタジアムで開催された。試合は、ベトナムカップ王者ハノイFCがVリーグ王者ベトテルFCを1-0で下して、まずは今季初タイトルを獲得した。

堅守を誇るベトテルはこの試合、主将を務めるDFブイ・ティエン・ズンとDFクエ・ゴック・ハイのセンターバックコンビが欠場。さらには、司令塔のMFホー・カック・ゴックも欠いたが、控え選手がしっかりとその穴を埋めてた。

試合は予想通りハノイFCがボールを握る展開となったが、新加入のブラジル人FWジョバネ・マグノが連携不足からか、いまいち機能しない。同じく新加入のブラジル人FWブルーノ・クーニャが孤軍奮闘して古巣ベトテルを攻め立てるも、前半はどちらも決定機が少なくスコアレスで終了。

後半に入ると、ベトテルが攻勢を強めたため、立ち上がりはほぼ互角の展開となり、互いにゴール前で多くのチャンスを作っていく。ここから再び主導権を握り返したハノイは74分、FWグエン・バン・クエットからのクロスをFWジョバネが折り返し、最後はDFブイ・ホアン・ベト・アインが決めて、ついに先制。

ゴールが欲しいベトテルは残り時間を懸命に攻めたが、百戦錬磨のハノイは落ち着いて、これをしのぎ切り、試合はこのまま1-0でホイッスル。今季国内全タイトルの獲得を目指すハノイが、まずは今季最初のタイトルを獲得した。

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