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サイゴンFC、AFCカップ2021グループリーグのホスト開催を断念 H組はシンガポールで集中開催

ベトナム1部サイゴンFCはこのほど、クラブ公式FacebookページでAFCカップ2021グループリーグH組の開催権を逃したことを発表した。それによると、グループHの試合はシンガポールで集中開催されることが決まった。

サイゴンFCは昨季Vリーグで3位に入り、クラブ史上初となるAFCカップ出場権を獲得。1月末にはグループリーグの組み分けが決まり、サイゴンFCは、ケダー・ダルル・アマン(マレーシア)、ライオン・シティ(シンガポール)、プレーオフ2勝者と同じグループHに入った。

新型コロナ禍のため、従来のホーム&アウェイ形式で試合を行うのが難しい中、グループリーグの集中開催が検討されていたため、サイゴンFCもグループHのホストチームとして開催に名乗りを上げたが、アジアサッカー連盟(AFC)が適用する入国チームへの感染予防対策が国内の状況とマッチしなかったため、止む無く断念した。

AFCは入国するチームに試合前4日間の隔離を要求しているが、ベトナム政府は全ての入国者に最低14日間の隔離を適用しており、感染予防に対する考え方に温度差があった。

AFCの決定によると、グループHは、ライオン・シティ(シンガポール)がホストを務めることになった。ベトナムから出場するサイゴンFC(H組)とハノイFC(G組)のグループリーグの試合は6月22日、25日、28日に開催予定。

3試合を終えてグループリーグで首位となるか、2位のうちASEAN域内3組中トップになれば、ASEAN域内の準決勝に駒を進めることが出来る。

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