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W杯アジア2次予選、ベトナム、タイ、マレーシアが同居するグループGは6月にUAE集中開催が決定

アジアサッカー連盟(AFC)は3月12日、FIFAワールドカップ2020アジア2次予選の各グループの開催地を発表した。ベトナムやタイ、マレーシア、インドネシアが同居するグループGは、以前から噂されていた通りUAEでの集中開催が決まった。グループGの試合は6月3日から15日にかけて開催予定。

グループGでは、タイも開催地に立候補していたが、インフラ、設備、感染予防対策などを総合的に判断した結果、AFCはUAEでの開催を決めた。

ベトナム代表は5試合を終えた現時点で、3勝2分の勝ち点11でグループGの首位に立っており、このベトナムを2位マレーシア(勝ち点9)、3位タイ(同8)、4位UAE(同6)が追う展開となっている。このうちUAEのみ消化試合が1試合少ない。なお、インドネシアは5戦全敗の勝ち点0で既に敗退が決まっている。

コロナ禍以前に行っていた5試合の結果で、ベトナムが現時点の首位に立っているが、ライバルのマレーシアとタイがすぐ後ろから追随しているため、決して楽観視できる状況ではない。実力的には同組最強と目されるUAEも、ここからの全試合でホームの地の利を生かせるため、間違いなく順位を上げてくるはずだ。

パク・ハンソ監督は以前、AFC公式サイトの取材に応じた際、「残り3試合で少なくとも2勝しなければ、3次予選には進めないと理解しているし、そのつもりで戦う」と述べていた。なお、ベトナムは6月7日にインドネシア、6月11日にマレーシア、6月15日にUAEと対戦する。ベトナムとしては、最終戦でUAEと当たる前に2勝して史上初の3次予選進出を決めてしまいたいところだ。

 

(C) AFC

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