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Vリーグ観戦記、サイゴンFCはホームで3発被弾の惨敗 霜田監督就任以降3連敗 松井大輔がゴールネット揺らすもオフサイドでノーゴール 移籍後初ゴールはまたもお預け

Vリーグ1-2021第6節サイゴンFCとナムディンFCの試合が3月28日にホーチミン市トンニャット・スタジアムで開催された。試合はサイゴンが前半だけで3失点という苦しい内容。後半から反撃に転じたが、松井大輔のシュートもオフサイドでノーゴールの判定となるなど最後まで1点を奪うことが出来ずに0-3の完敗を喫した。

昨季は残留争いを強いられたが、昨季のホーム観客動員ではリーグ断トツトップで、地元で絶大なる人気を誇るナムディンFC。この日もアウェイながら大勢のサポーターがスタンドで声援を送り、敵地トンニャット・スタジアムを自分たちのホームに変えた。

サポーターが少ないサイゴンは、国民的人気クラブであるホアン・アイン・ザライ(HAGL)との対戦となった開幕戦こそ大勢のファンがスタジアムに入って満員になったが、その後は日に日にスタンドが寂しくなっており、この日のサポーターは目視する限り十数人程度。メインスタンドには、スポンサー関係の現地在住日本人や日系チアリーディングクラブの日本人保護者、松井大輔選手ら元Jリーガー勢の応援に駆け付けた日本人ファンの姿が目立ったが、ローカルファンとの温度差を感じた。

サイゴンは前半13分に味方選手のクリアミスがオウンゴールとなって失点。ナムディンにとっては早い時間帯に先制したことで、守ってカウンターの戦術がやりやすくなった。サイゴンは引いて守る相手に対し60%以上のボール保持率を見せたが、攻撃の決め手に欠いた。サイゴンは28分、相手の中途半端なクリアボールを拾ったMF松井大輔が狙いすましてシュート。ゴールネットを揺らしたが、直前のプレーでオフサイドを取られてノーゴールの判定となり、移籍後公式戦初ゴールとはならなかった。サイゴンはその後、36分、45分にも追加点を許して前半だけで3失点。

後半に入ると、ナムディンがさらに引いて守りに入ったため、サイゴンがボールを持つ時間が長くなった。連続スタメン出場が続くMFウ・サンホも積極的に攻めあがってシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれる。頼みの綱のFWドー・メルロもこの日は不発。さらに後半立ち上がりの決定機もゴールポストに嫌われるなど不運もあり、サイゴンは最後までゴールが遠かった。

試合後、アウェイのナムディンサポーターは2連勝の歓喜に沸いた。加えて言うと、ナムディンはアウェイで3年近くも勝ち星がなく、28戦中19敗9分という成績だったが、この日ついに鬼門アウェイで勝ち点3を獲得。一方、旧正月明けの霜田正浩監督就任から泥沼の3連敗を喫したサイゴンは浮上の兆しが見えない苦しい試合となった。

これでナムディンは勝ち点を9に伸ばし暫定4位に浮上。敗れたサイゴンは暫定11位。今節の残り試合の結果次第では13位まで順位を落とす可能性がある。

試合のスタッツ情報は以下の通り。上からボール保持率、シュート数、枠内シュート数、CK、オフサイド、ファウル、イエローカード、レッドカード。

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