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ベトナム女子サッカー界のホットガール、結婚と出産を経て2年半ぶりに現役復帰

実力もさることながらキュートなルックスでも人気があった元ベトナム女子代表MFファム・ホアン・クイン(28歳)は、元U-23ベトナム代表MFホー・ゴック・タン(27歳)との結婚を機に現役を退いていたが、出産を経て今季から2年半ぶりに、強豪フォンフー・ハナムFCで現役復帰する。

彼女から連絡があったのは昨年末のこと。「私、またサッカーがしたいの!」ベトナム語でたった4つのワードでつづられたメッセージを見て思った。やはり彼女はサッカーから離れることが出来なかったのだ、と。年明け、彼女が古巣の炭鉱産ベトナムFCではなく、女子サッカーの強豪フォンフー・ハナムFCで現役復帰を目指して練習参加していることを知った。

結婚と出産を経て現役復帰する、かつてのホットガール“レディ・クイン”

「コンディションを2年以上も前の状態に戻すのは、簡単じゃありません。家族とも離れ離れになるし、もうすぐ2歳になる娘と離れて暮らすのはやっぱりつらいです。家族の理解があったので、現役復帰を応援してくれましたが、夫は少し心配していました。夫婦でサッカー選手をしているので、子供と過ごす貴重な時間が失われてしまう。でも、最後には私の決意を認めてくれたんです。」

ファム・ホアン・クインとホー・ゴック・タンは、韓国で開催された2014年のアジア競技大会(ASIAD)でともにベトナム代表の一員として出場しており、男女の代表チームは同じ宿泊地に滞在していたため、この時に知り合い、互いに好感を持った。しかし、すぐに恋仲になったわけではなく、交際が始まったのは、ファム・ホアン・クインが日本留学から帰国した後。出会ってから4年後の2018年に結婚。翌年には第一子となる長女が生まれた。

 

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