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ベトナム王者ベトテルFC、ACL2戦目はフィリピンのカヤFCに5発圧勝で初白星 グループF2位に浮上 次節からタイ王者との連戦

タイ・バンコクで開催中のAFCチャンピオンズリーグ2021グループFは6月29日に第2節が行われた。初出場のベトナム王者ベトテルFCは、プレーオフを制して本大会に勝ち進んできたカヤFCイロイロ(フィリピン)と対戦し、終始圧倒して5-0で完勝した。

ベトテルFCの前身はかつての国民的クラブ「テーコンFC(ベトナム人民軍FC)」。全国選手権/リーグ優勝18回(ベトテル時代を含めると19回)を数え、ベトナム北部の雄として“赤い竜巻”の二つ名を冠した当時の勢いが思い出されるような破壊力で相手チームを粉砕した。

Photo:Bongda+

初戦でアジア王者蔚山現代(韓国)に0-1で敗れて黒星発進となったベトテルにとっては、グループリーグ突破に向けて絶対に勝ち点3が欲しい試合。格上相手の前節ではロースコアに持ち込むために引いて守る戦術をとったが、今節では、前節欠場だったベトナム代表のDFクエ・ゴック・ハイとMFグエン・チョン・ホアンが復帰し、ほぼベストメンバーを組んで序盤から果敢にゴールを狙いに行った。

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