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AFCカップ2021、ASEAN地区の中止が決定 ハノイFCとサイゴンFCのアジアでの挑戦は始まることなく終了

アジアサッカー連盟(AFC)は7月7日、AFCカップ2021のASEAN地区のグループリーグについて開催地が見つからないことから中止することを正式に決定した。

Ptoho:Bongda+

これに先立ち、ASEAN地区グループHとグループIの開催地となっていたシンガポールが、域内の新型コロナ流行状況が複雑化していることを受けてホスト開催を辞退。AFCは代替地を探して、インドネシアに開催を提案していたが、こちらにも断られたため、止む無くASEAN地区の中止を決めた。

これにより、ハノイFCが出場を予定していたグループG、サイゴンFCが出場を予定していたグループH、そしてグループIの全てのASEAN地区グループリーグが中止となった。

中止となったASEAN地区以外では引き続き大会を続行する方針で、今後は西地区と中央アジアから勝ち上がっているクラブのみで試合を続ける。

ハノイFCとサイゴンFCは今大会に向けて準備してきたが、両クラブのアジアでの挑戦は残念な形で幕を閉じることととなった。両クラブは今後、国内大会にのみ集中することになる。なお、新型コロナの影響で長期中断していたVリーグ1は7月31日に再開する予定だ。

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