若き“ベトナムのメッシ”の前に立ちはだかった“アジアの壁”としての日本
グエン・コン・フオンがベトナムの国民的アイドルになったのは、彼がU-19ベトナム代表でプレーしていた2013年のこと。U-19ベトナム代表のユニフォームを着た2年間で、グエン・コン・フオンが最も多く対戦した国の一つが日本だ。
最初の対戦は、2014年1月にホーチミン市で開催されたU-19国際親善大会。同年9月にハノイ市で開催されたU-19国際親善大会でもGLと決勝で2度対戦。さらに同年10月にはAFC U-19選手権グループリーグでも同組となり、1年で4度も対戦している。
2014年の日本との対戦結果はベトナムの4戦全敗で、いずれも思い出深い試合となっている。ホーチミン市で行われた最初の対戦では、日本のエースであるFW南野拓実の2ゴールなどで日本が7-0の大勝を収め、ベトナムは完膚なきまでに叩きのめされた。ハノイ市での再戦となった続く2度目と3度目の対戦では、初戦の教訓を生かし、2-3、0-1と接戦を演じた。グエン・コン・フオン自身はPKで日本から1ゴールを奪っている。
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