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韓国化が進むベトナム代表、パク・ハンソ監督のもとに7人の韓国人専門家が集結

韓国人指揮官パク・ハンソ監督のもとで躍進を続けるベトナム代表は、史上初となるワールドカップ・アジア最終予選の出場権を手にした。ベトナム代表は8月4日から最終予選に向けた強化合宿を開始している。

パク監督は、AFC U-23選手権予選に臨むU-22ベトナム代表の監督も兼任しており、こちらも同じくハノイ市で合宿中。今回の代表合宿には、パク監督を支える多くの韓国人コーチ・スタッフが招聘されている。

この数年、ベトナムサッカーと韓国サッカーとの蜜月関係が続いている。きっかけは何と言ってもベトナムで大成功を収めたパク監督の存在だ。かつてのベトナム代表は長い低迷期にあったが、パク監督就任後は、AFC U-23選手権準優勝、AFFスズキカップ優勝、SEA Games金メダル、ワールドカップ最終予選進出など目覚ましい飛躍を遂げており、特に東南アジア各国との対戦では無敗を誇る。

パク監督は、2002年の日韓ワールドカップにおいて、オランダの名将ヒディングのもとで韓国代表のヘッドコーチを務め、韓国のベスト4に貢献したが、その後は指導者としてのキャリアが低迷。しかし、ベトナム代表監督就任を機に、一気に風向きが変わり、今では国外で最も成功した韓国人指導者と称されている。ベトナムにとってパク監督とのめぐり合わせは、まさに運命的だったと言えよう。

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