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フットサルベトナム代表、W杯前最後の親善試合はアフリカ王者モロッコ代表に1-2敗戦

ファム・ミン・ザン監督率いるフットサルベトナム代表(世界ランク42位)はリトアニアで9月6日、アフリカ王者のフットサルモロッコ代表(同19位)と親善試合を行い1-2で敗れた。これは、間もなく開幕するFIFAフットサルワールドカップ2018に向けた最終準備。

Photo:VFF

ワールドカップ常連国のモロッコが相手とあって、ベトナムは序盤から厳しいプレッシングを受けて主導権を握られる展開となった。モロッコは開始早々の前半2分に先制に成功。さらにモロッコはベトナムに落ちつく時間を与えず、わずか5分後に追加点。

ワールドカップ前に大敗は避けたいベトナムはその後、何とか持ち直し、選手個々がしっかり体をはって一対一の局面を戦った。格上相手にしぶとく食らいつくベトナムは15分に1点を返し、1-2で前半を折り返す。

後半に入ると、ベトナムはさらに勢い付いてモロッコゴールに牙をむくが、モロッコの守備は堅く、同点ゴールが遠い。ベトナムは終盤、パワープレーを敢行して相手のハンドを誘いPKを獲得。しかし、これを失敗して同点の機会を逸し、試合はこのまま1-2で終了した。

敗れたものの、アフリカ王者モロッコと互角の戦いを繰り広げたことで、ワールドカップ前に確かな手応えを感じることが出来た。

なお、世界24か国の代表チームが出場するFIFAフットサルワールドカップ2021は、リトアニアで9月12日から10月3日の日程で開催される。今大会のグループリーグでベトナムは、ブラジル(世界ランク2位)、チェコ(同15位)、パナマ(同37位)と同じグループDに入っている。

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