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スロバキア出身の越僑GKパトリック・レ・ザン、FIFPROメリットアワードを受賞

2021年度の国際プロサッカー選手会(FIFPRO)メリットアワード (FIFPRO Merit Award)の表彰式が11月18日、フランス・パリで開催され、スロバキア出身の越僑GKパトリック・レ・ザン(29歳)のPlayer Impact賞を受賞した。

FIFPROメリットアワードは、FIFPROが2008年から主幹してきた賞で、毎年ボランティア活動をおこなっている選手の中から受賞者が選定される。

パトリック・レ・ザンは、貧困層の子供たちにスポーツを通した教育や健康促進に関する社会貢献活動を行っている。今回の受賞により、パトリック・レ・ザンが運営する基金には近く1万USDが贈られる見通し。

パトリック・レ・ザンによる社会貢献プロジェクト「ステップ・バイ・ステップ」では、子供向けサッカー大会を主催するなどの活動を行っている。また、インドネシアでは貧困層の子供向けに教育や健康促進に関する活動を展開しており、これまでに支援した子供の数は500人以上に上る。

なお、パトリック・レ・ザンは現在、チェコ1部のボヘミアンズ1905に所属。スロバキアとベトナムの二重国籍で、かつてはU-21スロバキア代表で正GKを務めていた。

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