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ベトナムフットサルカップ2021、新型コロナの感染再拡大で中止に

ベトナムサッカー連盟(VFF)は11月末、新型コロナの流行状況が複雑化していることを理由に、ベトナムフットサルカップ2021の中止を正式に決定した。

計画では、ベトナムフットサルカップ2021は、ベトナムフットサルリーグ2021終了後、12月7日~22日の日程でホーチミン市8区のタイソンナム体育館で開催が予定されていた。しかし、新型コロナの新規感染者が増加に転じていることを受けて止む無く中止との判断となった。

これに先立ち行われたベトナムフットサルリーグ2021では、大会期間中にサハコFCのチーム内でクラスターが発生。選手とスタッフ計9人の感染が確認され、大会途中で隔離されるという事態となった。さらに、クアンナムFCからも1人の感染者が出て、大会スケジュールにも大きな影響が生じていた。

Photo:VFF

また大会中には、サンヴィネスト・カインホアFCが、濃厚接触者の多いサハコFCとの対戦の際、選手全員がマスク着用で試合するという珍しい一幕もあった。マスク着用でのプレーはルール違反に当たらないが、大会にマイナスのイメージを残してしまった。

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