ベトナムフットボールダイジェスト+

Vリーグ2022戦力分析、変革の時を迎えたハイフォンFC

クラブ改革が進むハイフォンFC

今季のハイフォンFCは首脳陣から現場のコーチ陣・選手に至るまで大きく陣容が様変わりしている。このクラブ内改革はハイフォンFCをより良い未来へと導いてくれるだろうか?火炎樹が赤く色づく夏までには、その答えが見え始めるかもしれない。

良くも悪くも国内随一の過激なサポーター持つハイフォンFCだが、過去数シーズンは低迷を続けている。ハイフォンFCでは2021年中頃に、サッカー狂として知られる実業家バン・チャン・ホアン氏が新会長に就任。ハイフォンFCは転換期を迎えており、個性派会長の指導のもと、生まれ変わろうとしている。

 

新会長は愛するクラブへの投資を惜しまなかった。老朽化したラックチャイ・スタジアムを改修し、芝生改善にも着手。市民に親しまれたクラブロゴも一新するなど新生ハイフォンFCを強く打ち出している。今季は戦力も大幅に入れ替えて、2008年~2010年のような熱気溢れるシーズンを再現しようと息巻いている。

(残り 2235文字/全文: 2660文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ