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ベトナム代表、W杯最終予選ラストマッチの日本戦に向けたメンバー20人のリストを発表

ベトナム代表のパク・ハンソ監督は3月25日、アウェイで3月29日に開催されるFIFAワールドカップ・アジア最終予選最終節、日本代表との試合に臨むベトナム代表メンバー20人のリストを発表した。3月24日に行われた第8節オマーン戦のメンバーからは4人が落選となった。

Photo:laodong

落選となったのは、GKブー・トゥエン・クアンとDFグエン・タイン・チュン、DFレ・バン・スアン、FWグエン・ティエン・リンの4選手。このうち、タイン・チュンはオマーン戦でイエローカードをもらっており、次節は累積警告で出場停止。オマーン戦の時点で新型コロナ陽性の8選手は現在もホテルで隔離措置を受けているため、日本戦には間に合わない。

オマーン戦で負傷退場したFWグエン・ティエン・リンはMRI検査の結果、深刻な怪我ではないと診断されたため、当初はリストに名前が残っていたが、日本戦までに完治するのは難しいとの判断から最終リストからは除外された。

今回のリストで注目されているのは、長期離脱していたGKダン・バン・ラムの復帰だ。同選手はJ1セレッソ大阪に所属しており、昨年9月に同クラブでの練習中に肩を負傷。その後、手術して最近チーム練習に復帰したばかり。実戦からかなり遠ざかっており、コンディションも把握できていないため、日本戦で出場機会が巡ってくるとは考えにくいが、同選手が既に日本のビザを持っていることや、新型コロナの影響でGKが手薄なことから、現地で追加招集することを決めた。

なお、ベトナム代表は3月25日夜の便で出発。まずはハノイ市からホーチミン市に移動し、ここで飛行機を乗り継いで、翌26日未明の便で日本に向けて出発する。

ベトナム代表メンバー20人は以下の通り。

GK
ダン・バン・ラム(セレッソ大阪)
チャン・グエン・マイン(ベトテル)
ブイ・タン・チュオン(ハノイ)
DF
グエン・ドゥック・チエン(ベトテル)
グエン・タイン・ビン(ベトテル)
ブイ・ホアン・ベト・アイン(ハノイ)
アドリアーノ・シュミット(ビンディン)
ドー・タイン・ティン(ビンディン)
ホー・タン・タイ(ビンディン)
ダオ・バン・ナム(ハティン)
クエ・ゴック・ハイ(SLNA)
ブー・バン・タイン(HAGL)
MF
ドー・フン・ズン(ハノイ)
グエン・クアン・ハイ(ハノイ)
グエン・トゥアン・アイン(HAGL)
リー・コン・ホアン・アイン(ビンディン)
FW
グエン・バン・トアン(HAGL)
グエン・コン・フオン(HAGL)
ファム・トゥアン・ハイ(ハノイ)
ハー・ドゥック・チン(ビンディン)

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