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U-19ベトナム選手権2022、首都ダービーを制したハノイが最多6度目の優勝 決勝弾は60mの超ロングシュート

紅河デルタ地方フンイエン省のPVFスポーツセンターで開催されていたU-19ベトナム選手権2022は4月6日に決勝が行われ、U-19ハノイFCがU-19ベトテルFCを2-1で下して最多6度目(2011、2014、2016、2017、2019、2022)の優勝を決めた。ハノイの同大会優勝は3年ぶり。

決勝はともに首都ハノイを本拠地とする強豪チーム同士の対決となった。両チーム慎重な立ち上がりを見せる中、最初に決定機を迎えたのはハノイ。しかし、相手GKの攻守に阻まれて先制ならず。その後はベトテルが主導権を握り返し、前半終盤にセットプレーのチャンスから、相手のミスを突いて先制。前半はベトテルの1点リードで折り返す。

後半に入ると、ハノイが同点ゴールを目指して猛追を開始。ベトテルは規律ある守備でこれをしのいでいく展開。なかなかスコアが動かない中、ハノイは88分についに同点に追いつくと、その僅か1分後、距離60mの超ロングシュートを決めてハノイが勝ち越し。電光石火の逆転劇をみせたハノイがこのまま2-1で逃げ切って、最多6度目の優勝を果たした。

優勝:ハノイ
2位:ベトテル
ベスト4:ヌティフード、SLNA
得点王:グエン・バン・トゥ(ベトテル)、レ・クアン・ヒエン(ヌティフード、3得点)
最優秀選手:ブー・バン・ソン(ハノイ)
最優秀GK:ドアン・フイ・ホアン(ベトテル)

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