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【SEA Games】男子フットサルベトナム代表は決定機を活かせずインドネシアと痛恨ドロー、暗雲立ち込めるドロー発進

ベトナム開催の第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)は開幕に先立ち、5月11日に男子フットサルの競技が紅河デルタ地方ハナム省でスタートした。地元ベトナム代表は強敵インドネシア代表と対戦し、立ち上がりに幸先よく先制したもの音、終盤に追いつかれて1-1のドローに終わった。

Photo:Bongda+

今大会の男子フットサル競技は5チーム(ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、ミャンマー)による1回総当たり戦で最終順位が決まる。

この直前に行われた試合で、金メダル候補の大本命であるタイ代表がマレーシア代表に6-2で勝利していたため、金メダル獲得を目指すベトナムにとっては、なんとか白星が欲しい初戦だった。

地元の大歓声に後押しされたベトナムは、開始早々の2分にセットプレーから先制。これで精神的プレッシャーから解放されたベトナムはその後、落ち着いた試合運びを見せて、インドネシアの攻撃をいなしていき、前半を1点リードで折り返す。

後半に入ると、ベトナムは追加点を奪うため攻勢を強めて多くのチャンスを作るが、シュートがポストに嫌われるなどゴールが遠い展開。決めるべき時間帯に追加点を奪えなかったベトナムはそのツケを払うこととなり、34分に相手の強引な突破から最後は豪快なシュートを叩き込まれて同点とされる。

終盤も諦めずに攻めたベトナムだったが、勝ち越しゴールを奪うには至らず、試合はこのまま1-1でホイッスル。ベトナムにとっては痛いドロー発進となった。

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